南房総の環境

篠竹

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田舎はどこに行っても竹薮が多い。ここ房総は、ことに多いような気がする。竹といっても、真竹、孟宗竹などいろいろあるが、館山南部は細い竹が多く、真竹、孟宗竹は少ない。種類はヤダケなのか篠竹の一種だと思われるが、よく知らない。ここにこの竹が多いのは、昔、かなり需要があって、農家が栽培したからだという。その後、過疎化や就農従事者の高齢化が進み田や畑が荒れ、竹がはびこってしまった。「あれら(竹の生えているところ)は昔は畑だったよ」と老人はいう。いまこの竹を使うのは、房総うちわと竹垣ぐらいだろう。竹薮.jpg

カラス

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野鳥を保護し県民に自然を楽しんでもらうため「館山野鳥の森」というのが安房神社に接してある。まだまだ自然が多い南房だから確かに鳥たちも多い。しかし、カラスがこれまた多い。カラスは都会に住む嘴太カラスと嘴細カラスに分かれるらしいが、ここでは嘴細カラスが大勢のようだ。
夕方になると何十羽、時には何百羽が集団で空を舞う。朝はカラスに起こされるほどだ。ひよどりも同じ時刻、主に電線に集団で集まっている。
この春、水田の近くでカモが子供を産んだ。親鳥一匹が子ガモ10匹を連れて巣から水田に出て遊ぶ姿が見られた。その日の夕暮れ、2〜3羽のカラスがその水田と巣を囲んでじっとしていた。それから2、3日後、同じ場所でカモの行列に出会った、子ガモは4匹だった、それからまた数日後小ガモは2匹になっていた。その後、カモの行列に会うことは無くなってしまった。